ワンルームマンションとファミリータイプのマンション。それぞれの買取事情には大きな違いがあります。それぞれポイントを解説します。
ワンルームマンションは、通常、仕事を持つ人が単身で住むスペース。これを前提に考えれば、買取の際には、自ずと何が重要で何が重要でないかが見えてきます。
買取の際に重視されるポイントを見てみましょう。
最寄駅までのアクセス、職場までのアクセス、使える路線などが重視されるため、結果として物件の場所はとても大きなポイントとなってきます。最寄駅まで徒歩数十分の場所や、バスを使わなければならない場所にあるワンルームマンションは、買取価格が下がる傾向があります。
ワンルームマンションを一生涯住む前提で購入する人は少数派です。結婚や転勤、転職などを機に売却するのが一般的でしょう。
ワンルームマンションの場合、日中は職場で過ごす人が多いため、ファミリータイプに比べると、日当たりなどの「快適な生活空間」の要素はさほど重視されない傾向があります。
ファミリーマンションは、その名のとおり家族で住むことが前提のスペース。単身世帯が暮らすワンルームマンションとの間には、買取事情に大きな違いがあります。
買取の際に重視されるポイントを見てみましょう。
夫婦それぞれにとって快適な間取りであるか、また、家事をしながらでも子供の安全を見守ることができる間取りであるか、といった点が大事なポイントとなります。
ちょっとした買い物や、子供の送り迎えなどに自転車を利用する人は多いと思われます。そのため、マンションに駐輪場があるかどうかは意外に大事なポイントとなります。家族全員分の自転車を駐輪できるスペースがあれば理想です。また、エリアにもよりますが駐車場の有無も大事なポイントとなります。
近所に商店街、スーパー、コンビニなどがあるかどうか、また、学校までの距離や治安など子育てに向いている環境であるかどうか、などが重視されます。
家族全員が快適に生活できるかどうかが、ファミリーマンション買取のポイントと言えるでしょう。
高く売るためには?
投資用ワンルームマンションをお持ちの方には、昨今の複雑な情勢下による思わぬ不動産価格の下落などにより、頭を悩ませている方も少なくないのではないでしょうか?所有不動産を手放す際は、できるだけ損失を減らして高く売却するポイントを押さえ、適切な売却先を選ぶことが重要です。下記の記事ではマンション売却を成功させるポイントをまとめているので参考にしてみてください。